2019/02/09 00:37

アンドコーヒーおすすめレシピ

AND COFFEE BREWERS KALITAウェーブドリッパー編

 

今回ご紹介するのは、AND COFFEE BREWERSが実際に店舗で使用している抽出レシピです。

抽出に特化した、ACBではカリタのウェーブドリッパーを使用しています。底が平らの三つ穴式のこのドリッパーは、細かい挽き目でもスムーズな抽出が可能で誰でも簡単に安定したドリップができます。

 

レシピ

豆量:12g

挽き目:中細挽き

湯量:200g

湯温:90-93

 

 

使用する豆は「ケニア キアンゴイAA

トロピカルフルーツのようなジューシーな明るい酸味と甘さが特徴です。



まずはコーヒー豆を量ります、少し多めに量ってグラインダーで挽いたあと粉の状態でもう一度きっちり12gに合わせます。


浅煎りのコーヒー豆は豆が硬く繊維が開いていないので、しっかり素材の味を出し切るために挽き目はすこし細かめに。

抽出を始める前にペーパーフィルターをお湯通しします、紙臭さを取り除き、同時に器具も温めます。


お湯の温度は90-93℃くらい、高めの湯温で抽出することで豆のフレーバー、甘さをしっかり取り出せます。冷めても美味しいコーヒーを抽出する大事なポイントです。


コーヒー粉をドリッパーにセットします、粉がしっかり平らになるように軽くならしましょう。


コーヒー粉をドリッパーにセットした時点で、コーヒー粉は濡れたフィルターに触れるのですぐに抽出を始めましょう。

 

ACBでは、30秒ごとに計4回に分けてお湯を注いでいきます。

 

タイマーをスタートしてまずは一投目の蒸らし、約30gのお湯を注ぎます、このとき全てのコーヒー粉にまんべんなくお湯がいきわたるように丁寧に注いでいきます。

30秒経ったら二投目を注いでいきます、ここでは50gのお湯を中心から外側に、外側から中心にとぐるぐると注いでいきます。


三投目、四投目は30秒ごとに60gずつのお湯をドリッパーの中心に垂直にまっすぐ注ぎます。このとき一定のお湯の細さで注ぐことで味のブレがなくなり安定した抽出ができます。


お湯が落ちきったら抽出完了、お湯を落としきることで注湯量と抽出量が一定になるので結果濃度も安定します。

抽出時間は、だいたい2:30-3:00で落ちきるような挽き目が良いでしょう。


カップに注いで完成です。

今回ご紹介したのはAND COFFEE BREWERSで用いている基本的な抽出レシピです、12gのコーヒー豆から素材の味をしっかり取り出し、クリーンで尚且つ甘さが楽しめるレシピになります。とてもシンプルかつ、豆の持つフレーバーを十分に引き出すことができますので自宅でドリップコーヒーを楽しむ際にはぜひお試し下さい。