2019/08/19 11:24
2019年8月12日、「Park Side Coffee&Tea」にて、店舗様向けのカッピングイベントを開催いたしました。
今回開催したのは、METAD社(メタッド農業開発株式会社)の浅野さんをお招きしてのプレゼンテーションカッピング会。
METAD社とは、アメリカのIntelligentsia
Coffeeや、BLUE BOTTLE COFFEE、デンマークのTHE COFFEE COLLECTIVEなど世界の名店が扱っている、エチオピアを代表するコーヒー生産会社。
私たちが現在取り扱っている「エチオピア ブク サンドライ」もMETAD社が生産しているコーヒーです。
そのMETAD社でコーヒー生産に携わり日本市場の担当をされている浅野さんによるカッピングイベントの模様をお届けします。
▲左:METAD社 浅野氏 右:AND COFFEE ROASTERS 山根氏
-浅野さんのトークセッション
まずはスライドを使ってのトークセッション、写真や動画を交えながらMETAD社の事やエチオピアの実情を詳しく解説して下さりました。
普段なかなか目にすることの無いコーヒー農園の写真や動画はどれも圧巻で、実際にコーヒーを生産している浅野さんの解説があることでより理解が深まります。
▲写真や動画を交えながらトークセッション
METAD社の企業使命は、“エチオピアの市民やコーヒー農家の社会的利益となるプログラムを提供する事”、高品質なサスティナビリティコーヒーを生産すると共に、地域への還元を第一に考え持続的な取り組みに力を入れているのがとても印象的でした。
▲農園までの移動は悪路をひたすら走り続けます
METAD社のエチオピアのシングルオリジンコーヒーがどのような場所でどのように作られているのか、実際に浅野さんのお話を聞くことでより作り手の想いを感じることができます、高品質なエチオピアコーヒーの背景には生産者の方々の惜しみない努力があってこそのものだと改めて感じました。
-カッピングセッション
カッピングセッションでは、6種類のコーヒー豆をブラインドでカッピング。
アラカ、ブク、ゴチチ、それぞれウォッシュト、サンドライと合計6種類のコーヒーが並びました。
どれも個性豊かな素晴らしい品質のコーヒー、同じエチオピアでもエリアや精製方法によってまったく違う味わいになります。トークセッションで見た、農園の写真や精製の過程などが頭に浮かび、よりコーヒーを体験することができました。
バリスタ、ロースター同士も意見交換をしながらカッピング、気になる事などを浅野さんに直接質問したりなど、このイベントならではの楽しみです。
さいごには一番美味しいと感じたコーヒーを発表、クリーンな味わいがお好きな方、サンドライ特有の甘さがお好きな方、皆様それぞれ好みのコーヒーの味わいも違って、またコーヒーの面白さを感じることができました。
今回のMETAD社プレゼンテーションカッピング、熊本では初の開催となりましたが熊本のロースターをはじめ県外の店舗様にもご参加いただきとても有意義な時間を過ごすことができました。
参加者の皆様、スタッフの皆様、そしてMETAD社浅野さん、ありがとうございました!
今回は店舗様向けに開催したカッピングイベントでしたが、AND COFFEE ROASTERSでは今後も、一般の方々向けにカッピングイベントの開催を予定しておりますので、ぜひ皆様もお気軽にご参加ください!
Presented by : AND COFFEE ROASTERS / Park Side Coffee&Tea
Text by : Ryota Miyoshi
Photo by : Ryuichiro Saiki