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12周年記念!! [LIGHT ROAST]PANAMA TALAMANCAS GEISHA 50g
¥2,000
-PANAMA TALAMANCAS GEISHA- パナマ タラマンカス農園 ゲイシャ 生産者 : Digna 地域 : Santa Clara 農園:Talamancas 品種 : Geisha 標高 : 1,350m-1,400m 精製方法 : Washed テイスト:JASMINE,LEMON TEA,CANDY,PEACH ジャスミン、レモンティー、キャンディー、ピーチ ゲイシャ種らしい明るい酸質に、ジャスミンやレモンティーを感じる華やかさに、ピーチのような果実味と、キャンディーのような甘さが特徴です。 王道ゲイシャ! AND COFFEE ROASTERSの12周年記念にお送りするパナマゲイシャを是非楽しんでください! パナマのコーヒー栽培環境 パナマは、ほかの生産国と比べると生産量は多くありませんが、他国にはない特徴的な土壌特性があります。カリブ海と太平洋に挟まれたパナマはコーヒーの栽培に理想的な環境を有し、南北から吹く風が独特の気候をつくり出しています。 パナマの気候の特徴の一つに「バハレケ」と呼ばれる霧があります。この霧により、さらに寒暖差が生まれ、過酷な環境下で育つコーヒーは、糖度が高く複雑な香味になると言われています。また原生林が日陰や防風林の役目を担っており、繊細なゲイシャ種を保護するのにも適しています。このような独特の土壌特性により、ほかの場所では栽培の難しいゲイシャ種もパナマでは積極的に栽培されています。 自然と共存する農園 タラマンカス農園は、コスタリカとパナマにまたがるラ・アミスタッド国立公園のなかにある、タラマンカ山脈の裾野に位置しています。農園名もその山脈名から名づけられました。 ディグナ一家は4世代にわたり、この地でコーヒーの栽培と加工を営みとして暮らしており、家族で農園の運営を行っています。 高品質なコーヒー生産に注力している農園ですが、そのほかにも注目したい点が環境面の配慮です。国立公園内に位置する農園には、野生動物や固有の植物も多く生息しています。それらを保全する活動として、地域のコミュニティや行政と協力し、国立公園内の美化活動や固有種の保護観察活動にも力を注いでいるのです。 こうした環境を整えることは、コーヒー栽培にとっても望ましいことです。農園内では積極的に植林活動を行われており、シェードツリーなどの樹木を積極的に植えることで、動物の生息域の維持にもつながっています。 ゲイシャ種の歴史と伝播 1930年代にゲイシャ種は、エチオピアにおけるコーヒーの野生種の調査のなかで、南西部のマジ郡で発見された品種とされています。調査で採取された果実から種を採取し育てられた苗は、タンザニアのリアムング研究ステーションに送られ、さらに研究が進みました。 その後、1953年にコスタリカのCATIEセンターにその苗が渡り、「T2722」という品番が付けられたそうです。さび病に耐性があるとの理由から、中米の生産国各地で注目され、ゲイシャ種を育てる生産者さんが増えていきました。 パナマでは1960年代にその栽培が始まりましたが、その当時は、「木の背が高く収穫がしにくい」「枝も細く折れやすい」「収量が少ない」といった理由から、栽培が広まることはありませんでした。 パナマではゲイシャ種を、その栽培に適さない低地で栽培していたことから、品質面でも低評価を受けていたと言います。そのため、生産者さんからのゲイシャ種への関心はますます遠のいていきました。それから約40年ほど注目の的から外れていたゲイシャ種ですが、2004年に転機を迎えます。 パナマのピーターソンファミリーがベストオブパナマ品評会にゲイシャ種を出品したところ、その驚異的なフレーバーから非常に高い評価を受け、当時としては破格のオークション価格で落札されました。それまで個性に乏しいとされていたパナマ産コーヒーのイメージを覆したのです。ゲイシャはまさに、スペシャルティコーヒーという概念によって世に広まった品種と言えるのです。
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[LIGHT ROAST]COSTA RICA FINCA EL JARDIN 150g
¥2,300
-COSTA RICA FINCA EL JARDIN- コスタリカ フィンカ エル ハルディン 生産者 : Carlos Montero 地域 : El Llano de La Piedra, San Marcos, Los Santos 農園 : Finca El Jardin 品種 : Catuai 標高 : 1600m-1700m 精製方法 : Honey テイスト:ORANGE,APPLE,BLACK TEA,CARAMEL オレンジ、アップル、ブラックティー、キャラメル <生産者のストーリー> モンテロ家は、コスタリカのタラスでのマイクロミル革命においてビジョナリー、先駆者、そしてゲームチェンジャーとして知られています。カルロス・モンテロは、幼い頃からずっとコーヒーを育てており、長い農家の家系に生まれました。彼は、自分たちのコーヒーチェリーをプロセスし、消費者とより直接的に関わるというビジョンを持ち、2014年に父の名前を冠したドン・エリを設立しました。カルロスは、タラス地域の他の多くのコーヒー生産者にも同じように、ロースターとの関係を築くよう促す重要な役割を果たしました。ジェイコブは、ウェットミルを担当し、コーヒーのプロセスに対する情熱を磨いてきました。常に技術を向上させ、品質を改善し、直接的な関係を強化しています。 <フィンカ エル ハルディン> ハルディンは、タラスで非常に特別なエリアで、コーヒー栽培を始めたばかりです。「デスピーク」に近く、コスタリカとパナマを貫くタラマンカ山脈の最高地点に位置しています。これは非常に高い標高と涼しい気温を持ち、10年や15年前にはコーヒーの成長には適さないものでした。しかし、農家たちは異なる品種を植える実験を始め、成功を収めています。新鮮で肥沃な土壌、冷たい気候、ユニークな日差しの当たり方、そして遅いチェリーの成熟が、優れたカップクオリティを生み出しています。
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[LIGHT ROAST]COSTA RICA V&G SAN JUANILLO 150g
¥2,100
SOLD OUT
-COSTA RICA V&G SAN JUANILLO- コスタリカ V&G サン フアニージョ 生産者 : :Alan Vargas&Tomas Gutierrez 地域 : West Valley 農園 : V&G San Juanillo 品種 : Marellesa 標高 : 1400m〜1500m 精製方法 : Red Honey テイスト:APPLE,STONE FRUIT,BLACK TEA,CARAMEL アップル、ストーンフルーツ、ブラックティー、キャラメル アップルを感じる爽やかな酸味とストーンフルーツのような果実味、キャラメルのような甘さに紅茶のような華やかな香りが特徴です。 <生産者の歴史> Finca V&G(バルガスとグティエレス)サン・フアニージョは、農学者のトマス・グティエレスと工業エンジニアのアラン・バルガスによる発足です。彼らは2007年にサン・フアニージョ、ナランホにあるこの美しい農園を購入し、現代的で持続可能なコーヒー農園のモデルを作るというビジョンを共有しました。ハイブリッド品種、更新技術、肥料の応用など、最良の技術的アドバイスを取り入れながら、科学的アプローチを採用しつつ、環境への責任も忘れずに取り組んでいます。農園はレインフォレスト・アライアンス認証を取得しています。最高のコーヒーを得るために、彼らは伝統的なカトゥーラとカトゥアイ品種(どちらもさび病に弱い)を、高生産性でさびに強い品種に置き換える更新プログラムを開始しました。特別なコーヒーを生産するために、最良の管理方法と土壌の使用法を適用し、良質で持続可能なコーヒー生産のモデル農場を目指しています。トマスとアランにとって、コーヒー生産は情熱そのものであり、2018年には隣人から8.5ヘクタールを購入して農園を拡大しました。現在、農園の80%がマルセリサやハイブリッド品種に更新され、今後3年で生産量が増加する予定です。彼らの最大の成果の一つは、2014-2015年の収穫で、初めて「カップ・オブ・エクセレンス」に参加し、新品種H1(中央アメリカ・ハイブリッド)で144のコーヒーの中で19位を獲得したことです。2015-2016年の収穫でも再びトップ44に入りました。彼らは高品質のコーヒー生産者であることに誇りを持ち、最高の品質を顧客に提供するため、常にV&Gサン・フアニージョプロジェクトに投資し、革新を続けています。 <サンフアニージョ> サン・フアニージョは、トマスとアランが所有する農園の名前です。彼らは農学の専門家であり、この農園で何をすべきかよく理解しています。この区画は標高1400メートルに位置し、土壌と葉の分析が非常に重要で、それに基づいて農場が必要とする栄養素を決定します。年に3回施肥を行い、できる限り持続可能な農業を目指しています。トマスは現在、H1、H17、マルセリサのような気候変動に強い品種の栽培に注力しています。彼は持続可能な農業を重視し、品質と生産性を向上させるため、数年間にわたりさまざまな製品を用いた実験を行っています。例えば、葉面バイオスティムラントを使用し、カッピングスコアが1ポイント以上向上するという素晴らしい結果を得ています。 <レッドハニー> H1とマルセジェサの品種に関して、パタリロの専門家たちは、より深い風味、甘さ、そして重めの口当たりを引き出すため、ダークハニープロセスを選びました。果実は発酵を促進するために丸1日休ませ、柔らかくなった果実をパルプ除去機に通しますが、発酵中のミューシレージは残します。その後、2日間コンクリートパティオで乾燥を促進し、発酵を止めます。最後に、コーヒーは高床乾燥ベッドに置かれ、15日間頻繁に動かされて最適な水分量に達します。
